ふと、手持のソフトで RGB → CMYK 変換させると、どんな感じになるのか試してみたのですが、かなり傾向が異なりますね
CMYK → RGB 変換もソフト毎に色の傾向が違うし、実際に印刷に回したら回したで、インクの盛り具合で色が変るし…
結局は、ある程度調整したら、後は印刷所任せってのが、一番諦めが付くかも知れません
プリンタでサンプルを印刷して、どうしても重視して欲しい部分の色だけ調整して貰う程度で諦めるのが一番かな…?
同人誌の印刷の場合、高いところは基本的に使わないだろうから、色々と妥協が必要でしょうし、諦めが肝心かも知れません (^^;
# 色校正が出来る様なコースだと高いだろうし…
Paintgraphic Pro は、簡単にプロファイルを切替え出来るし、CMYK 編集も出来るしで、割と色の調整はやりやすい気がしますが、CMYK TIFF の出力がおかしいみたいで、EPS か PSD で出力しないと困ったことになりそう
で、まあ、今回の主役は、IllustStudio
IllustStudio の CMYK 変換は、同人誌の印刷を強く意識しているみたいで、肌色に使われる色の領域に、出来るだけ Cyan を使わないように変換する傾向があります
勿論、CMYK で表現出来ない色はいっぱいあるので、色ずれは起きる訳ですが、同人誌の表紙に良くある、明るいタッチのイラストの場合は、問題が少ない変換をしている気はします (緑の色ずれは大きめ)
この辺り、他のソフトは商業印刷を意識しているみたいで、落着いた色合にはなるものの、くすみは強くなりそうな感じです
今回は、IllustStudio で、C,M を少し弱めに、Y を少し強めに補正して出力させた後、Paintgraphic Pro で C,Y をカットした画像を作成してみました
肌に使われる色域に、殆ど Cyan が入っていないことが分ると思います
CMYK → RGB の変換は、Photoshop CS3 相当のエンジンが載っていると思われる、Photoshop Elements 7 で行っています (Photoshop が基準になる場合が多そうなので)
掲載画像は、左から Original RGB, IllustStudio CMYK, IllustStudio C,K となっています
IllustStudio の場合、朱色〜橙色 の範囲を濁らせないように頑張る代りに、黄色が濁り気味になるので、Y が強めになるように調整してあるのですが、やはり CMYK 編集が出来る訳ではないので、限界はあります
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